コマンドの言葉は短く、統一しよう
シーズーにしつけでコマンド(命令)を覚えさせる場合は、基本的にできない時に叱るのではなく、できた時に褒めることを重視しましょう。
その方がしつけがスムーズに進みやすく、シーズーにストレスが溜まるのを防止できます。
そして使用するコマンドは、ひとつの目的につき単語ひとつが原則です。
文章はもちろんのこと、少し長めの単語でもワンちゃんには理解をするのが大変なので、なるべくひと言で済ませられるようにしましょう。
コマンドを覚えさせるしつけをする際には、言葉の種類を統一することが大切です。
例えば、「おいで」の他に「来い」「来て」など色々な単語を使用すると、ワンちゃんは混乱してしまいます。
使う人が自然と発することができる言葉ひとつに絞り込んで、他は使用しないようにしましょう。
日常生活で使用する言葉としっかり区別するために、英語でまとめるという方法もあります。
これは特に家族など、性別や世代の異なる複数の人がいる環境だと効果的な方法です。
しつけとして、シーズーにまず覚えさせておいた方が良いコマンドは、「待て」です。
その場で止まるという意味合いで覚えさせておけば、興奮して自制が利かなくなった時や、危険な目に遭いそうな時にも活用できるからです。
そして立ったまま待たせているのはかわいそうなので、組み合わせとして「おすわり」を覚えさせると良いでしょう。
「おすわり」からの「待て」の流れは毎日の食事で実践できるため、しつけの定番でもあります。